脇永久脱毛 ワキガ

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脇永久脱毛でワキガになるって本当?

1.ワキガとは

 

まず、ワキガについて理解しておきましょう。

 

一般的に「ワキガ」「ワキ臭(わきが)」と呼ばれますが、医学用語では「腋臭症(えきしゅうしょう)」です。

 

ワキガのニオイのもとになるは汗は、体を動かした時などに出る汗とは種類が違います。

 

毛穴の中にある汗腺の中でもアポクリン腺と呼ばれるものから出る汗が問題です。普通の汗は、エリクソン線から出ます。

 

アポクリン腺から出た汗には、たんぱく質や脂質などたくさんの成分が混じっています。

 

出た時は無臭なのですが、これと普通の汗がまじり、さらにそこに雑菌がわくと悪臭がし始めます。つまり、アポクリン腺の汗は雑菌にはとてもいいエサとなってしまうのです。

 

アポクリン腺の数や大きさは個人差があります。これは主に遺伝で決まっていると考えられています。もちろんワキガの人は、アポクリン腺の数が多く、サイズも大きいです。

 

対策としてはとにもかくにも、脇の下を清潔にすることです。制汗剤、アルコール消毒など、雑菌の繁殖を抑える方法も有効です。

 

あまりにひどい時は、手術してアポクリン腺を切り取ってしまうこともあります。

 

2.脇脱毛のワキガへの影響

 

2-1.光脱毛・レーザー脱毛をした場合

 

脱毛してしまえば、脇毛がなくなり、アポクリン腺からの汗も普通の汗もたまることは少なくなります。雑菌が繁殖する巣がなくなるわけです。もちろん、ワキガによる臭いも軽くなります。

 

ですが、アポクリン腺やエリクソン線へのダメージは全くといっていいぐらいにありません。それらからの汗も同じだけ出るのが普通です。

 

光脱毛・レーザー脱毛の両方とも、光のエネルギーで毛根・毛母細胞などを焼く方法です。照射に使う光は、皮膚の表面をすり抜け、毛根などだけが受け止めるように調整されています。アポクリン腺などの汗腺は影響を受けないのです。

 

2-2.ニードル脱毛の場合

 

やっている医療機関(美容外科、美容皮膚科、美容クリニック)やエステサロン・脱毛サロンは少なくなりましたが、もうひとつ、ニードル脱毛(電気針脱毛)という方法があります。

 

ニードルと呼ばれる極細の金属棒を毛穴ひとつずつに当てていく方法です。その先端から熱が発生するようになっていて、この熱で毛母細胞などの機能を止めていきます。

 

もちろん、脇毛がなくなることで臭いが減るのは、光脱毛・レーザー脱毛と同じです。

 

それに加えて、ニードルの熱がアポクリン腺やエリクソン線にダメージを与えることがあります。こうなると、雑菌にとっては栄養豊富な種類の汗が出ることも少なくなります。

 

ただし、「そうなることもある」という程度の確率です。期待し過ぎないほうがいいでしょう。

 

3.脇脱毛でワキガがひどくなることがあるか?

 

このように、脇脱毛をすることで、ワキガがひどくなったり、アポクリン腺からのものもエリクソン線からのものも汗の量が増える理由はありません。

 

とはいえ、「以前よりもひどくなった」とする人たちがいるのも現実です。医学の専門家らも首をひねるばかりです。

 

これらの理由として次のように考える人もいます。

 

・実際にはひどくなっていない。だけども、脇脱毛をしたことで、急に脇そのものや、脇の臭いに関心を持ってしまった。以前ならばたまに気になるぐらいだったのに、1日に何度も鼻を持っていって、臭いを確認してしまう。

 

・以前と違い皮膚がツルツルになっているので、せっかく制汗剤をスプレーしたり、塗ってもすぐに流れ落ちてしまう。そのため、制汗剤の効き目が持続しない。そのせいで、「汗が増えた」「ワキガがひどくなった」と感じてしまう。

 

それともうひとつ、「精神性発汗」の可能性も残っています。緊張した時、興奮した時に出る汗です。脇脱毛&ワキガの場合に当てはめて考えると、「脇の臭いを気にしすぎたせいで、汗が出てしまう」です。

 

ただ、この汗はエリクソン線から出る種類のものなので、ワキガには直接関係ありません。

 

ですが、制汗剤を流してしまったり、雑菌が繁殖しやすくしてしまうといった形での影響はあるでしょう。

 

この場合、なかなか難しいのですが、あえて気にしないようにしていれば、いつの間にか治っているものです。

 

あまり気にし過ぎると、脇からの汗が大量に出る状態が定着してしまうことがあります。精神性発汗型多汗といいます。ここまで来ると精神面からの治療が必要になります。